山形のとあるところにある

kohama012006-03-18

ある建物
建っている場所は 観光地でもある
いつも書いている「柏倉家」では無い
偶然見つけた最近のヒット
正式な名称はちゃんとある
が、ほら、隠れ家だから…ナイチョ


住んでいるのはたくさんのお雛様達だ
一年中そこにいる
赤く塗られた壁の 内側


大切に 大切に
お雛様が一番造られた 江戸時代のはじめから終わりまでの享保雛や古今雛
そして15年しかない大正時代の 希少な雛達
西陣織の装束をまとう珍しい雛も
それはそれは大切に そこにいる


どうか見つけてみて
一年中いつでも逢えるから


またまた思ったが
山形ってところは自分たちの文化を
とても誇りにして生きているところだなぁ


人と物と建物 そして文化が共に活かされ生きていくには
なにかしら 特殊な「こころ」があるのではないかな

特に四季がはっきりしている土地の
厳しい冬の自然に耐えて生きていた人々の
伝えてきた文化の持つチカラの妙も感じる


たとえば、自分から始まる歴史や文化って
おこがましいけど想像したりするのは楽しいなって
ひなの隠れ家でお茶を飲みながら思いましたとさ


隠れ家かぁ
みんなの隠れ家の女将になりた〜い
(この話はいずれまた書くことにします)