楽しい花材

パンパグラスとは、でっかいススキのようなもの。
修業の頃、夏の生け花でも毎年一回は活けた。


花屋さんから届いたときにはただの棒みたいな物でしかない。
その棒の適当な所にハサミで切り込みを入れて
タケノコみたいにムキムキすると・・・
あ〜〜ら不思議。
ふさふさで真っ白な穂が出てくるのだ。


この棒状でやってくるのは、まだ若いパンパグラスで、
お生花に使うような物だろう。
子供の身長くらいあるのはすでに穂が出ていて、手元に届く。


昨日の活け込みに使用したものは、大振りだったので穂は出ていた。
ちょっとつまらなかった・・・


しかしこのお盆明けに活け込みの花を揃えるのは至難の業。
値段は上がったままだし、物は揃わないわでね。
私は今回、セリ台に上がる知人の花ニイチャンに頼んで
花を仕入れていたので金額も安価にパスしたが。


たぶん今週は国分町のお店にはパンパグラスがここも出た〜あそこにも出た〜って
お化けみたいに出ているかも知れません、はい。