花持ちのコツ

暑くなるといけばなをやっていた頃の夏を思い出す。
特にダリア。
始末するときのにおいが強烈だったなぁ。


小学校5年生時分から自宅の床の間に
毎週活けた花たちのお世話は
もちろん自分のおしごと。


水の入れ替え、夏休みには花器に氷を入れてあげた。
当時花を持たせる方法として
ママレモンやハイター(漂白剤)を水に混ぜたりすることがあった。
今でもやっている花人もいるが、私は一度もやったことはない。
が十円玉を入れると良いとか聞いてやってみたことはあったけれど、
洗剤を入れるなんて、ぜった〜〜い出来なかったなぁ。
これも自分なりの愛情表現かも。


で、今はというと、
延命剤がありますね(当時、昭和40〜50年代は粉でした!)
自分で管理の出来ない活けこみなどでは
仕方なく使っています。


ところが最近、活けこみをしているお店の方が
「先生、酸性水は花持ちするそうですよ、
浄水器酸性水を入れましょうか」と、
それ以来20リットルも入る花器に毎回酸性水を入れてくれる。


結果はというと・・・
2ヶ月8回、凄いです。
活け替えなくても良いかと思えるほどお花が元気。
何なんでしょうね!


お蔭様で毎回安心して活けこみ後去ることができる。
以前は延命剤、(しかも150mlで540円の高いやつ)
をたっぷり(だって水が20リットルですよ!)入れていた。
良いことを教えてくれた上に、手間のかかる作業をしていただき
本当にお店の方に感謝です。


みなさん、お花には酸性水ですよ!


水は同じに見えるけれど、違うんです違うんです!
私もアトリエでは水晶タンブルをたっぷり入れた
スガハラのガラスの花器に花を入れています。
水晶はお水の分子を細かくしてくれるんですって!
飲むお水も、浄水に水晶を入れて一晩置いて飲んでいます。
おいしいよ。


水は人にも花にも大事大事。
ちゃんと選んでくださいね。


ちなみに私の花の雅号は「小濱美水」でした!