今日はいざなみプロジェクトのS嬢と初冬の柏倉家に行ってきました。
今回で訪問は数十回目になる柏倉家ですが、何度行っても奥が深い家です。
それは、ここに歴史だけではなく、生活や文化が息づいてきたから、そして今も桂子さんによって受け継がれているそれらは「生きている」ので、限が無いのでしょう。
どれだけの時間をかけても知り尽くせない柏倉家
機微のある奥深さが、私の心をつかんで離さない。


今日の目的、はNPO法人柏倉家文化村の事務局長I野さんと打ち合わせのため。
初めての訪問になるS嬢のため打ち合わせの前に佛蔵と上座敷を見学させていただく。
いつもながらご当主桂子さんの引き込まれるようなご説明に聞き惚れる。
訪問するたびに、柏倉家ノートを作らねば(ご当主の説明を聞き書きするため)と思うのだが今回も時間に追われるようなスケジュールのため断念。
次こそは!


いままでの訪問は、企画だったりサークルだったりと人を連れて行くことも多かったが、最近は桂子さんとゆっくりお話させていただく機会も増え、さまざまな学びをいただいている。
今日の訪問で自分の中でまたひとつ産まれたこともあった。
結ぶ=産霊 なので 自分とあることが結ばれたのかな。


今日は私の誕生日、ますます向上心を伸ばそうと誓う。
そのために自分の無知を知り続けたい。

        
        柏倉九左エ門家の雪吊り。93歳の富次郎さん作。