美味しいお酒が取り持つえにし(縁)

kohama012006-02-26

吟趣康会が発足して11年目になります。
今回の宴の趣旨は、会が醸造主になっているオリジナルの酒「八の酒」を会員の皆様と共に味わうというもの。
趣(おもむき)は「空に一番近いうたげ」、会にとって12回目の宴の開催になりました。
参加者は50名、12回皆勤賞(東京在住)の方や和歌山からの大好きな友人(彼は南方熊楠にゆかりある人)、毎回横浜から都合をつけてきてくださる大先輩、東京からご参加の方もいました。
もちろん仙台周辺のおなじみの方々、可愛い弟分に妹分、そして会と新たにえにし(縁)の芽生えた方もたーくさん参加していただきました。
みなさま有難うございました!


そして、またまた後藤酒造店の8代目後藤祐吉社長が蔵元から、市販されていない酒を2種たずさえていらした。
すご〜い!


山田錦 純米大吟醸 生原酒
出羽燦々(山形好適米) 純米大吟醸 生原酒
「八の酒」は 上記の出羽燦々の方を火入れしたものです。
この三種類の大吟醸精米歩合35%)の思わぬ飲み比べがご提供できて参加の皆様も大満足されたのではないでしょうか。


毎回参加者の皆様はグラス片手におしゃべりに花を咲かせていらしゃいますが、今回はなぜかいつもにも増して皆様に最高の笑顔を見させていただきました。
良いお酒を呑むなら環境も整えておきたい、それが私の考えです。


会場の「サーティービュー」(SSサーティ住友生命ビル)からの仙台市街景が見渡せる開放的な窓。
そこに活けられた美しい花。
お店のスタッフのそしてわれら幹事の笑顔。
上野一郎さんが描いた仙台夜景の強く優しい鳥瞰図(この宴のために本人のご好意で飾られた)。

そして何より大切な、参加者の皆様の出逢いを楽しもうとする心!
こんなこと、あんなことがこのこだわりのお酒を楽しむ環境には以外と必要だったりするのです。


会は11年の年月の中でたくさんの出逢いとドラマ、失敗と達成を繰り返しました。
そしてやっと自信がついてきたのだと思います。
私たちが何よりも望む、我が会が愛してやまない後藤酒造店の上等な酒を味わうにふさわしい宴を皆様と楽しめる企画ができること。
継続は力なり。
そしてこれからも肝臓が健康な限り、会とえにし(縁)ある皆様方と良い関係作りをしていきたいと思うのです。会長敬白。


幹事のみんなお疲れ様でした!!
写真は出陣前の「会長挨拶思案中の図」