定禅寺通りは霧雨のなか

今日は定禅寺通りでいくつかの打ち合わせをこなした。
しっとりと濡れたケヤキや緑地帯がいちだんと、
大人の街に風情を醸しだし、
打ち合わせの移動、短い道のりを傘も差さずに歩いてみた。


数年前にSENDSAI光のページェント実行委員を経験してから、
定禅寺通りにはひとかたならぬ愛着を感じている。
青葉通りや、広瀬通りもそれぞれに特徴があるけれど、
こと定禅寺通りには、仙台の街としての歴史と文化が
不動のものとして感じられる、魅力か何かがある。


打ち合わせの合間を縫って、仙台メディアテーク近くのイタリアンで、
仙台でも教育方針で有名なM幼稚園のママ達とランチをした。
目の前にいる彼女たちのキラキラした未来が、その話しぶりから感じ取られた。
3人のそれぞれの可能性は、魂に秘められた課題をクリアしていくことで、
きっと輝くことでしょう。
少しのアドバイスで、勇気を持って実行へ歩みを進める若いママ達、
こんな何気ない瞬間、でも何かのきっかけになる出来事、
ありそうでない、とても善い時間を持ったと感じた。


そして定禅寺通りは、彼女たちのように上を向いて歩もうとする人達が、
行き交うのにとても相応しい街並みなのですよ。





明日は、12年目になる吟趣康会主催秋の宴です。
初春の宴以来夏を越えて、50名近くの会員の皆さまとお逢いすることになる。
今回は、山田錦辯天の醸造法の異なる4種類のお酒を愉しんでいただきます。
肴はオープンしたてのカフェレストラン「マルクルのごはん」。
定禅寺通り東京エレクトロンホール隣のビルにあり、
ケヤキ並木を借景する贅沢な空間です。
宴の途中、福祉大でクラシックギターの講師を務める若者が、
ケヤキ並木の下から、乱入演奏をする予定!
そんなハプニングでさえ面白がってくれる吟趣康会会員の皆様。
しかも今回の参加者の方々は善い意味で濃い、濃い、濃い(笑)


文化と芸術の街並み、定禅寺に何が起きるのか、、、
事後報告をお楽しみに!


定禅寺通り
江戸時代に仙台藩藩校「養賢堂」があり、
仙台の学問の中心地であった。
また、定禅寺という寺院
明治維新後に廃寺)もあり、
定禅寺通りの名の由来となった。