水脈のイヤシロチ

この旅では水源や滝を3カ所まわった。


先ず、白川水源、阿蘇山と南外輪山に囲まれた南阿蘇村にある。
ここ当たりは至るところから大小さまざまな水が湧き出し、
「水の生まれる里」と呼ばれている。
白川水源は水の神様をまつる白川吉見神社の境内にあり
白川総水源として崇められている。
水草揺れる池のあちらこちらから砂が盛り上がるように
水が沸きだしていて、水面は丸く盛り上がり
お地蔵様の頭が何個もポコポコとあるように見えた。
九州の水参りはここからがスタートで、
最初からあまりの水の豊かさに感激ひとしお。
ココロまで潤う感じ。


それから阿蘇山火口付近に行ったが
霧、霧、霧で「阿蘇火山博物館」で見たつもり。
山も少し下る視界が開け、2週間前に山焼きを
終えたばかりの小高い凹凸は真っ黒クロスケな
はげ山で面白かった。
山麓にある「阿蘇薬草園 ハーブの里 」で食べたランチは
まさに山の恵み!
野菜と地鶏、鮎を炭火で焼きいただくコース。
ハーブの天ぷらや無農薬野菜のおひたしや
エディブルフラワー(食べられる花)のサラダなど
身体が元気になる食べ物のイヤシロチ!


この日は他に熊本県国造神社も参拝。


その夜は杖立温泉泊。
泊まった旅館は熊本県大分県にまたがる建物で、
お部屋が大分県側なので、一応大分県に一泊したことになった(笑)


翌日は福岡へ向かう日。
立ち寄ったのは滝2つ。
まず、熊本県南小国町で「夫婦滝」と「秘境七つ滝」を見学。
夫婦滝は水脈の違う川が2つの滝となって出逢い、
ひとつの川となり、また流れ始める…ロマンチック。
とあって、おみやげ屋さんで売っているハートの絵馬は
至る所にぶら下げてあり、みんなラブラブそうでいいじゃな〜い。


それからすぐそばの「秘境七滝」は地元の人も足を踏み入れない場所とあり
おそるおそる下っていったけれど、やはりここもマイナスイオンの宝庫。
滝っって癒されますね。自宅にも欲しいわホント。
時々シャワーで滝打たれをしながらバスタブに浸かっているけれど
それ以上だわ〜〜〜。


昼頃になり一路福岡へ!
福岡市は大都会でこの二日間とのギャップに
ハンドルもタジタジ握り…
九州最後の食事を福岡オークラのバイキングでいただき
帰還の準備万端。


飛行機はちょっと揺れたけど、
今回の癒し旅はつつがなく終わりを迎えました。
癖になりそうです。