熱燗の季節ではございますが

吟趣康会主催の「秋あがりの宴」は大盛会の中お開きになりました。
参加者は42名、老若男女の善人たちの賑やかな宴は
時間が足りない足りない、二次会会場へごっそり移動してのお名残惜しさは
夜中まで続きました。日曜なのに・・・


さて、会員の皆様と愉しんだお酒はもちろん後藤酒造店の蔵出しの逸品。


ウエルカムドリンクは、愛山(酒米)の大吟醸原酒。
もう参加者の皆様はニコニコ顔。
懐かしい顔が次々と来場してきます。
幹事は打ち合わせ通りテキパキとご案内。


乾杯酒は、平成10年度新酒鑑評会金賞受賞酒「酒中楽康・大吟醸」の
10年古酒!蔵で眠った酒は、トロッと舌に優しい自然の甘さがある。
乾杯の挨拶は後藤酒造店の娘婿のIさん。
吟趣康会が縁で結婚した3組のなかのお一人。
今回は蔵元不在のはじめての宴。仙台在住の彼は、
後藤の名代としてしっかりと立派な乾杯の音頭を取りました。


宴会酒は2種。
秋あがりの「出羽の里」純米酒
そして、冷やおろし「辯天」吟醸酒


一升瓶で、しかし上品に、盃を酌み交わし
おしゃべりに花が咲く咲く大賑わい。
その中を挨拶やご紹介にまわる幹事は大忙し。
例に漏れず会長の私も大忙し、
でも、人様のお席でちゃっかりお酒はいただく始末。


恒例の「仕込み水チェイサー」は6升あったのに
あっという間に無くなりました。
酒造りの際、米研ぎから加水まで使われる仕込み水、
毎回これが最初に売れきれるのです。


お開きのご挨拶を横浜からいらしたYさんにいただき
宴は二次会へとスライド、スライド・・・
というわけ。


翌日からお礼のお電話をしたりいただいたり。
ご参加の皆さんが感じることに「酒が残らない」がある。
そうです、良質なお酒は残らない!のです。
ぜひ知ってくださいませ。


次の宴は来年の2月かな。
今まさに仕込み中の「十の酒」のお披露目の宴となります。


あぁ愉しかった。
ご参加の皆様、幹事の皆様、会場となったかこいや仙台駅前店さん
そして後藤酒造店の蔵の皆様、今回もありがとうございました。