たくさん取り込むこと

自分が癒される場所に、仕事のついでに立ち寄ったり
時間があればわざわざ出かけたり、意識してやっている。
そこで、たくさんたくさん深呼吸をする。
良い気を取り込み満たすために、
そしてどんなに使っても無くならないように。


そんなときは、ふとした作品作りのヒントをいろんな所で探してみる。
小川の渕の苔と水泡、トンボのクルクルめんたま、
重なり合う揃わない花達、
落札されたばかりの美術館の絵、枯れた松と枯れない松のあいだ、
意味のありそうな猫のしっぽの動き、よだれが出るような映画のワンシーン、
満開な蕎麦の花の揺れ具合、秋の田を渡る風の波、
エトセトラ・・・あぁエトセトラエトセトラ。


私は、なぜか同じ作品を沢山作らない。
飽きてしまうのだ。
しかし、オーダーなら丁寧に沢山作る。
それは、お仕事ですから(笑)
つまり、自分が産み出していくモノは
常に変化していて、
もっとステキに、もっと綺麗に、もっと可愛く、と。
欲張りなのかも。
だから、時間があればむさぼるように行く癒しの旅も(オーバー)
もっともっと、もっともっと、いろんな所に行きたいのだぁ。


沢山取り込むこと、使っても無くならないように。と、
沢山産み出して、もっと善くもっと善く。とは、
同時進行なのだなぁ。