踊り子にまじって

今年も尚絅学院大学の踊り子たちの一群にまじって
秋田県羽後町西馬音内地区に行ってきました。


昨年の「那智の結びまつり」でご協力いただいた尚絅学院の安藤先生率いる
約45名の踊り手と、見学組の大人数名で、一泊二日のバスツアー。
安藤先生は西馬音内盆踊りを「身体表現」として授業に取り入れている。
そして14年前から学生を現地のおまつりに引率し、
西馬音内地区ではかなりの有名人になっている!
(45名は保育科2年生、その卒業生数名、もくもくサークルで構成)


安藤先生にはまつりで子供相手の昔遊びや独楽回しのコーナーを仕切っていただき、
フィナーレでは先生が主宰するモクモクサークルの方々による
西馬音内盆踊りなどの踊りを披露、拍手喝采を浴びた。


私たちいざなみプロジェクトの幹事3名は、
(ありがたい事に!)昨年から先生のお誘いに乗り
このバスツアーに参加させていただいている、というわけ。


西馬音内盆踊りは8月16、17、18日に行われている。
今年は国体が秋田開催とかで、保存会の方々の揃った踊り!の披露もあった。
いや〜美しい。
全国の盆踊りを踊り巡っている安藤先生に「女性がもっとも美しく観える踊りのひとつ」
と言わせる踊りだけのことはある。
ただ、残念なことに、地区外の踊りをキチン習得していない人が
西馬音内でも一家に一人しか着ることができない端縫いに編笠で
目を覆うような踊りで参加しているのが目だった。


進化や変化がいけないこととは思っていないが
伝統を守り、後世に伝えるため、今後の保存会の方々のご努力を
大きく期待したいと、今回思いました。(ナマイキなようですが‥いや、ホントに)


バスツアーは楽しく充実していて、私の夏は終わったかのよう。
さて、次のいざなみは「那智の結びまつり」に向かってGOです。


・・・と思ったら、おまつり担当のササキ氏は、奈良の天河神社
明日から行われる神事「七夕まつり」のボランティアに行きました・・・
西馬音内バスツアーの終わりに仙台に降り立ち、夜行バスに乗り換えて一路奈良へ。
吉野から入り、天河神社で3日間の白作務衣作業だそうです。


顔晴って、ササキ氏。