良いご縁結び

あい〜たくて〜あい〜たくて、あ〜えなくてぇ…


私のだいだい大好きなドリカムの曲です。
カラオケでもおはこにしてマス。


七夕と言えば…
ずいぶん前になるが、仙台市立博物館に冷泉家展を見にいった。
冷泉家が解体修理のため、お宝が全国を回ったときのこと。
公家冷泉家の四季の暮らしを紹介していたコーナーがあり
興味深く観た覚えがある。
冷泉家バージョンは和歌の考えからか独特の趣があり
お正月の床の間設えはこう、とか、五月人形飾りはこう、とか、で、
なかでも七夕飾りは非常に面白かった。
私では説明が付かないので、冷泉家の暮らしの本でも観てね。

冷泉家の祖先は、藤原定家の孫、冷泉為相(ためすけ)(1263〜1328)です。
その家系により、「和歌の家」として800年の長い歴史を歩んできたそうです。
この冷泉家には、その和歌の伝統を伝える多くの資料が現存されており、
昭和56年(1981年)に、財団法人冷泉家時雨文庫を設立されました。
明治時代に、ほとんどの公家が天皇に同行して東京に移り住みましたが、
この冷泉家だけは留守番役として京都に残り、
   天明8年(1788年)に起きた天明の大火で焼かれてすぐ再建されてから、
1995年の解体修復工事、2001年工事終了を経て、
近世公家住宅として、唯一現存するものとなっています。
もちろん、建物全体が重要文化財に指定されています。

で、あい〜たくて〜、の七夕に戻るが、
私は昔から縁結びが好きで趣味みたいな所があった。
私の紹介で4組は成婚している。
もち、離婚率ゼロ。
お仕事の縁結びもしている。
いっぱい、いっぱいね。


で、昨年はいざなみプロジェクトの一員として、
結び塾、結びまつりを熊野那智神社を舞台にやった。
(結びまつり、今年もやります)
ここはイザナミイザナギほか5柱の神様をお祀りしている
縁結びの神社、さらに、閖上の浜里と高舘の山里を結んでいる神社です。
こんな風に、私は、縁結びにすっごく関わることが多い。


こんなことをして来たからか、
お陰様で、人と人を結ぶこともようやくお仕事になってきたみたい。


花しごとでも「en(=縁)リース」というブランドを持ち、
ご縁結びのギフトととして商品化している。
また、屋号の「ジェルブ」は束ねる、と言う意味で、
花を束ねたブーケもよく売れていて嬉しい。


今は相馬市のローズ・ガーデン南相馬市の仮庵本館に置いているが
仙台の知る人ぞ知る小さな花屋さん(しかしスゴイ人気の花屋さん)にも
作品が出来次第(実は作品作りが追いつかない状態…)置くことになった。
これって、言ってみれば逆輸入状態(笑)


作家にとって作品は娘みたいなもの。
行ってしまえば後を追うことはできないけれど、
大事にしてくれる家に行って欲しいし、
その前に、大事に売ってくれる、私の作品を好きと
言ってくれる人に売って欲しいよ。
それは、モノ創りをする人なら誰でも一緒さ。


だから私も置いていただくお店は選ばせていただきます。
つうか、私の作品が選ばれるのが先かぁ〜、ははは。
選び選ばれ相思相愛が、イイですね。


今日七夕に、会いたい人に会えますように。
縁結びの小濱が祈っています。

10日から始まる「フラワーフェスタ」
ローズ・ガーデンの入口でお客様を歓迎するenリース。
花嫁のベールも飾ります。