東京へ感性を磨きに行こう!と、急に思い立った。
そりゃ、きっかけはありましたよ。
花で作りたいのがあって、
先週いつもの卸屋さんに頼んだら
メーカー在庫なしって言うから
いつもなら代替品にするんだけれど
じゃあ東京の卸に行ってくるわってことに。



どうせいくなら一泊にしてホテルステイも楽しんで、
花業界の東京編も観とこうかって思った。
んでもって、新丸ビルとか表参道ヒルズとかも覗こう、
ワクワク。



「あまり一人では行動しないタイプ」からの脱却。
自分のための目的のない時間、自由にきままに有意義に。
そんなそぞろ歩きの二日間はこんな感じ。



お天気も良く新幹線MAXからの眺めはグっ。
二階の窓から観える福島の吾妻山がきれい。
でも平日のMAXは一階が人気。
行き来の多いビジネスマン達にはもう魅力の無い車窓なのかしら。



ホテルへは最寄の駅からシャトルバスが一時間に三往復、便利!
ロビーにドウダンツツジの活けこみ、高さは天井に届くほど!
これが翌日にはスモークツリーに活けかえられており
枯れてもいないのに、演出の行き届きにびっくり。




お部屋は20畳はある驚きの広さ、
窓からは都庁のオフィスが、お隣に。
ホテル脇の西新宿公園はドラマでよく見る、ケヤキが目に眩しい。
こんなツインを独り占めの贅沢。



クラブフロアが使えるプランで取ったので、
上品な設えの会員専用フロアがフリーで使える。
そこでは大きなソファにゆったりからだを沈ませ、
各自自由な時間を過ごしている。
ビスケットやクッキー、ドリンク(夕方からはシャンパンやオードブル)が
好きなだけいただける。お得なプランだっ。



ホテルに閉じこもる旅じゃないので、
出はいりを繰り返し、ホテルと駅を三往復した。



せっかく表参道へ行ったのだからと
明治神宮もお参りしてきました。参道長いっ。
守衛さんが拝殿前で観光客のマナーの注意をする際
「ここは観光地ではありません!」と一喝していたのが印象的。



四谷にある花材卸店では、仙台では手に入らないもの
それと前出のメーカー在庫なしを手に入れ、
アトリエまで配送を依頼し一安心。



翌日の丸ビル、新丸ビルでは、
事前にチェックしていた20店舗ほどをさくさくと見学。
新丸ビル全体が美術館のようにお洒落な創り。
目にするもの、キチンと考えられ整えられたしつらえ。
オープンしたばっかりだしね。



いま私が受けているエデュースの師である佳香さんの学校で
個人クラスを受けている方(卒業生かな)がプロデユースしたという
パン屋さんにも行ってきたが、平日にもかかわらず大盛況!
佳香さんのところでキチンと自分を見つめた人は
必ずといっていいほど人生の成功を味わっているらしい…むむ。



話は戻るが、初夏の東京でここには書ききれないほど多くの刺激を受け
帰りの新幹線では車窓を楽しむ時間も惜しく
脳の休息をむさぼりました、とさ。



帰仙してから、仙台の地下鉄がとても素敵に感じました。



帰宅後は東京の刺激を整理しきれず、
金曜は気の抜けた風船か、青菜に塩状態。
ブログの書き込みも控え、
土曜は自然を求め、日曜は制作に没頭し
さてと、明日とあさっては相馬でエデユースだ。




東京で感じたことのひとつに
そこにしなやかに存在する自分でいよう
なんてことがあった。
今回、佳香先生には呼吸法を教えていただく。
私はときどき呼吸が浅いことに気づいていたので
この授業はこころから待ち望んでいたのだ。
しなやかに存在するにはこの呼吸が必須と思う。
それから待ちに待った気宝珠もやってくる。
気宝珠とは私のお守りで元気をくれるお友達みたいなもの!?
この件はまた書きますね。



思い切って行った東京。
感じてきたモノたち。
呼吸法。
気宝珠。
外回りにどんどん広がっていく良い波紋を感じている。


ホテルのシャンデリア、ベネチアン製。


ホテルの和食店の名前が「佳香」だった。
「む、先生の名前。これもエデユースか…」と思わずうなずいた。
余談余談。
最近よく文中に出てくる佳香さんのブログはコチラ]