と、言う名の嬉しいおまけ

      
私の生花の仕入れ先は三箇所あり、
その中の一箇所は薔薇農園です。
そこでは新鮮で巻きの綺麗な20種類以上のさまざまな薔薇が手に入り
全国で活躍しているフラワーデザイナーからの注文も多いと聞きます。




その薔薇農園では毎回おまけに売り物にならないB級品(主に短いなど)の薔薇を数本くださる。
      これが嬉しい!
仕入れたA級の薔薇達は折れでもしない限り、
すべてレッスンや活け込みオーダーアレンジになるので
私の手元にはなかなか残らないのだが、
このおまけの薔薇がアトリエで私の目を楽しませてくれる。


写真の薔薇は先週いただいた「ミミエデン」。
エデンは楽園、フランス語で「小さな楽園」という意味を持つこの薔薇は
咲いても花径5センチくらいで一枝に何輪もつくスプレー咲き。
薔薇は咲き方に呼び名もついており、ミミエデンは盃のように開くので
カップ咲きの仲間。
さらにミミエデンのような内側の花びらが小さく、ぎっしりとつまったものを
さらに区分して「ロゼット咲き」と言います。


薔薇の名前や咲き方を覚えようとするとそれはそれはたいへん!
プロでもない限り花は愛でて心地よい、くらいでいいのでしょうね。