人は勝手さ その2

昨日は早速本屋にいそいそと出かけた
ニーチェの「ツアラトゥストラはかく語りき」目指し
が、行った本屋の選択ミスか
あるいは、ココロのどこかで目的を変えたかったのか
さぁさぁ、それはわからないけれどとにかく無い


わたしはインターネット音痴だし
アマゾンとかサヴァンナとかで本を購入したことがない
たぶんこれからもしないな
そのあたりは探すという過程を楽しみたいしね


ほら、だから今回も
以前からやってみたかったことのテキスト本のある方向に
足が進む
あちこちで何度と無く探していたけど
ここにやっと好みの表紙のやつがあったからお買いあげ

ちいさな刺しゅう

ちいさな刺しゅう

私はお花は大得意だけれど
お料理も大好きで趣味だけど
お裁縫や編み物が大の苦手
自分のお洋服の繕いも
お代金を払って直してもらっている始末…
息子の雅広が1歳の時分にこしらえた鍵編みのチョッキは
もったいなくて着せずまま!


そんなアタシが刺繍に興味を持ったのは
少女時代に身近にあった風呂敷に
名前が丁寧に刺繍してあるのを見た頃からなの


包んだ結びの絹地にちょうど名前が出るように
名字が刺繍してあるのが心に残っている


染め抜きの名入れはよくみるでしょ?
私のもそう


それに子供の頃母が私の持ち物には
ひろみと刺繍で印を入れてくれていた
なので私も二人の子が小さい時分に
雅広はトンボ
奈那子はクマさん、の印を書いたり
刺繍をしたりしてたなぁ
あぁ遠い昔のようだなぁ


と言うわけで
刺繍は観るのも使うのも好き
丁寧に生きているって感じがする


私も今回はある目的を持って一年間くらい
チクチクと、ちいさな刺繍を暇つぶしにやってみようかなって


こんな風に心機が変わる瞬間って
なんか素敵だな


と言うわけで
ニーチェの「ツアラトゥストラはかく語りき」はもっと先になりましたとさ
いいんじゃない高校の頃一度読んでるし
頭痛くなりそうだしさ
よく覚えてもいないけれど、ね