配慮のこころ

          
「思い遣り」を辞書では以下のように。

  他人の身の上や心情に心を配ること また、その気持ち
  慈しみ 哀れみ 労(いたわ)り 情け深い 親心 
  温かみ 仁 同情
  慈愛〈あふれる〉 憐情(れんじょう) 憐憫(れんびん)の情 

「思い遣り」は温かい言葉です。
これは決して、強い者が弱い者に思うなさけ心というだけではありません。
むしろ、矢面に立つ(一見強者に見える)人にこそ、周囲のこの気持ちが大切と私は思い続けてきました。
いずれ、我が身だけを保身しようとする心の(無意識に)ある人には、真の思い遣りは難しいでしょう。
あなたはどう?と、このごろ自問自答。まだまだだな〜と自己評価。ポリポリ…。


優しく厳しくも思い遣り、配慮し、何も求めず、そしてそれが自然体な自分である。
言うは易し、行うが難し。かも知れない、けれど、心の辞書に刻んでいればいつか血と肉になりそして自分自身になれる。
きっと。