御遍路さんを終えて、さて。

和歌山市在住の大切な友人藤原氏から7月7日に四国八十八箇所お遍路の旅に出る、というメールがあった。
それから毎日のようにその日のご様子がメールで届いた。
仙台での30度を超える日はたまらなく暑かったが、四国はそれ以上の暑さだと思う。
時折送られてくる写メールの影の濃さでそれがよく判る。
当初50日徒歩での遍路を予定していたが、2週間ほどでお身体に影響が出始めたので仕切り直しをされ、バス徒歩併用で再出発をした。
所用のため何度か和歌山に戻りながらも、着実に札所をクリアし、とうとう9月4日「88番札所満願成就」のメールが来た!
それでしばらくは落ち着いてお身体を休めるのかと思えば…
「旅の報告と途中の激励のメールのお礼を兼ねて仙台に行きます、会長ご都合は?」と!!
大歓迎の御返事をしつつ、藤原氏に顔向けできない自分…少々のことでへこたれる自分を大変に恥じました。


思えば、8年前、和歌山県熊野三山巡りが出来たのは藤原氏のお陰。
彼は三重県の伊勢の出身で公家の雰囲気を持つ、やんごとなき血筋の方だと私は踏んでいる。
えにし(縁)とはまか不思議なものです。
こうして今、熊野那智神社にかかわり、その先にある計画を早く藤原氏にお話したい!
しかし、その前に御遍路を終えた聖人のような彼を、後藤酒造店の吟醸酒で慰労慰労。