多用ななかでも種まき、水やり・・・

昨日は私のビジネスパートーナーで
「成功へのお通じ屋」Y氏と
柏倉九左衛門家へ赴いた。


NPO法人柏倉家文化村のお通じをさらに善くするため、が目的。
今回はその種まきのようなものかな。


彼のゆっくりとした口調は、聴く相手の思考にしっかりからみつき
聴く側のなかにアドバイスが定着し、灯りがぽっぽと着くように、
相手が動き出くことへと、アウトプットされていく・・・
アドバイスを受ける側の、成功への一歩だ。


柏倉家とは約5年のお付き合いになるが、
ご当主の桂子さんには個人的に親しくさせていただき、
姉が妹をかわいがるように
さまざまご指導いただいている。


そんな桂子さんに私がかかわる役目、恩返しできること、といえば、
ご当主が願い続けることを叶えるためのお手伝い。
それは、360年の長きにわたり
(京都からの発祥を加えれば1000年になるという!)
柏倉九左衛門家が築いた伝統と文化、
歴代当主が収集した、和の粋を極めた数々の芸術品の維持保存だ。
膨大な資金がかかる、いや今もかかっている。
やーめた、と言えば、朽ちていくのは早い。
しかし失ってはイケナイ日本人の魂のような価値がここにはある。
それを多くのひとに知ってもらうこと。


さまざまな事情もあり、ことはスピードを出せないが、
360年続いたこと、あと100年を鑑みて、
今やっておくことはあるはず。
わたし達はそれをつないで、伝えていくことならできるだろう。


そのお手伝いをわたしも仙台で続けてきたが、
この度移転する新ジェルブとLokkanギャルレでは、
もう一段階広く深い関わりができる!と思うと嬉しくて仕方がない。


新ジェルブの運営の主な中身は
仙台エタルニテ(ホリスティック医療に基づく
からだとこころの癒しの専門家を育てる学校)の中央校運営。
ジェルブ定禅寺、まなびの部屋・からだの部屋・こころの部屋を
併せ持つレンタルスペースとイベントの企画運営。
定禅寺Lokkanギャルレ、作り手のこころを伝えるサンクチュアリの運営。
「Lokkan、六感」とは、私達人間が感じる「視聴香味触」の五感に
「魂」で感じることを加えた意味。
レンタルできるギャラリーと、トライアルスペースや、
デザイナーズスペースのあるショップを併設。となる。


ここで、柏倉九左衛門家の企画展、山本やす子さんの柏倉家写真展、
ご当主のお話会、お香の会、旅(遠足、お掃除隊は4年続けている)エトセトラ・・・
やっと実現できる!

このように、えにしある方々とのお仕事が、貢献と同時にできるなんて、
幸せで嬉しくて、ひとり喜んでいます。


あっと、まずはお引っ越しですね。
段ボールが、山になってきました。
チーフのW子が先頭切って動いてくれるので
妹みたいに頼れて助かる、助かる。



移転先では今日もお手伝いの仲間達が
ギャルレで使用する道具の修繕作業を
してくださっています。
(いただいた50年の箪笥にペンキを塗ったり、
桐の引き出しを拭き拭きしたり)
それと壁の塗装をしたりと。
わたしがいなくても、進んでいくことが有り難い。


スタッフ息を合わせて、新ジェルブはコツコツ進行中です。


柏倉九左衛門家・小堀遠州流回遊庭園の紅葉