心地良いために

梅雨時期のレインコート姿をあまり見なくなった
と思いませんか?
替わって、レインシューズは華やかな柄のものが
チラホラ目について愉しい。
季節には関係ないけれど、エプロンをしない主婦も増えた。
そう言うワタシもいつからかエプロンしない派になった。
真夏のブーツもあり、になった。
今頃の服の素材も木綿や麻、サマーウールなどでなく
何でもあり、衣替えもなし、とか。
季節感や決まり事が無くなったと言うより、
衣服の用途が崩れ、個人の好み優先になって行ってる
ということなのかなぁ。


先日着付けの講師とも話をしたが、
着物の楽しさのひとつに
柄や素材の季節感を大切にすると言うことがある。


着物や帯の柄行は
椿は一月とか、梅は二月とか、桜は三月などと
実際の咲く季節よりだいたい一ヶ月先の花の柄が好まれる。


四季があるからこそ和の文化は愉しい。
私は季節の移り変わりを感じ、
自然とともに暮らすここに生まれて
とても幸せだと思っている。


何でもあり、個人の嗜好優先にも良いところが
あるけれど、
実は決まり事や、しくみには
行き着くところ「心地良い」につながっていると
ワタシは思うの。


そう言う自分も、四季兼用のスカートがあったりするけれど
絽や紗の着物をきりっと着こなした女性を見ると
なんだか嬉しくなるのよ。
国分町辺りで袷を着たママらしき人をみると
ん〜〜〜と思ってしまう、ワタシは古いかな?


うちのミルクは一年中冬毛。
ノルウエィジャンフォレストキャット系の
長毛で、たてがみもしっぽもふさふさ。
季節感ゼロ。
なので、レインコート着せてみました(笑)