木を切り、花を切り、そして生かす。
個人レッスンも、認定教師の教授でも
アートフラワー、プリザーブドフラワー、フレッシュと、
さまざまな花材のレッスンをする。
生け花(華道)から花の世界に入った私は
水揚げ、や、枝の矯めに苦労と習得が重きにあったので
「生きていない」花である、プリザーブドやアートフラワーを
手がけるようになったときには、「容易」さを感じたものだ。
しかしいま、人様に花をご教授差し上げていて
生花ほど「美しさ」が人に伝わるものは無いと。
「生きている」ことの美しさ。
人も同じ。
こんな素敵なこと、私たち女性は(失礼、男性も)
忘れてはもったいないのではないかと…思うのだが。
まず、生きている。
これはとてつもなく価値のある、美しさなのですね。
生きている、を大切にしてしていると人生は楽しいと思う。
安易かしら?
生花に向かうとき、この命を預かるという気遣い。
ちょっと大げさだけれど、たまにはいいじゃない!?
朝から息つく時間も無く駆け巡った。
そんな中、あらためて花を取り扱う意義を考え、
花しごとを生業とする自分を振り返る一日でした。
あぁ、良い一日。