老衰で静かに逝きました

kohama012006-01-22

ここ半年は老犬になり動きが大分おとなしくなってはいたが、10日程前から急に弱り始め、介護状態になっていた。私がいない間にパパに見取られ静かに亡くなった。

パパが帰宅したとき、弱っていたのに珍しく「ワン」と鳴いたそう。それきり危篤になり、バイトから帰った娘ももうかすかにしか動かないチョコをみて涙をしたそうだ。
翌日、実家で飼っていた愛犬が眠る実家の山に埋葬するためにチョコが一番好きだったお兄ちゃん(エサ係り)に暖かい毛布にくるんでもらい小さな箱に入れてあげた。

1.4キロのヨークシャーテリアだったが、最後に抱いたときには、1キロを切っていたと思う。私は自分が出かける前にまだ反応の有るチョコを毛布にくるんで抱き、しばらくの間、じっとチョコと見詰め合っていた。チョコとの10年間を思いながら、何度も優しく名前を呼んだ
「チョコ、チョコ、大好きだよ…」と。

若いときからかかりつけの獣医には、あまり長生きはしないかもしれないと言われてもいた。


今、リビングにはチョコが一番美しかった、シルクのような毛並みをした時期の写真を飾り、家族が声をかけている。
ななが何故かペロペロキャンディを供えている。ななはまだチョコの死を受け止められずグスグスしている。無理もない。チョコは私が仕事を始めて、ななが寂しくないようにと飼い始めた犬だった。
子守もしてくれて、私達を慰めてくれて、とても癒してくれて、ありがとう、本名・チョコ・チップ・クッキー。
いつまでも忘れない、愛している。